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CodexとChatGPTでGPT-5.5が終了、GPT-6.1 Solに切り替え GPT-4oとGPT-4.1のAPIは2027年1月14日に終了

CodexからGPT-5.5が外れ、GPT-6.1 Solがその座を引き継いだ。同じ日、APIのGPT-4oとGPT-4.1には終了日が付いた。

OpenAIは10月14日の太平洋時間正午から、ChatGPT、ChatGPT Work、そしてChatGPTアカウントでログインしたCodexでGPT-5.5の提供を終えた。有料プラン(Plus、Pro、Business、Enterprise、Edu)にはGPT-6.1 Sol(gpt-6.1-sol)を、無料プランとGoプランにはGPT-6 Luna(gpt-6-luna)を案内している。同じ日、OpenAIはAPI開発者に対し、GPT-4oとGPT-4.1系列を2027年1月14日に終了すると通知した。

何がどう変わるか

項目 内容 確度
GPT-5.5の終了 10月14日、ChatGPT、ChatGPT Work、Codex(ChatGPTログイン)で全プランの提供を終了。APIと、APIキーで認証したCodexのセッションは影響を受けない OpenAIの「What’s new」ページとCodexモデルのページ
代わりのモデル 有料プランはGPT-6.1 Sol、無料とGoはGPT-6 Luna(デスクトップアプリ、提供される場合) OpenAIのCodexモデルのページ
GPT-6.1 Solの価格 100万トークン(AIが文章を読み書きする単位で、単語を細かく分けた断片)あたり入力2ドル(約320円)、出力10ドル(約1,600円)。最上位のGPT-6 Astraは入力10ドル(約1,600円)、出力50ドル(約7,900円) OpenAIの文書には価格がない。報道と解説記事に基づく
API終了の対象 GPT-4o(gpt-4o-2024-08-06、gpt-4o-2024-11-20)、GPT-4o mini(gpt-4o-mini-2024-07-18)、GPT-4.1(gpt-4.1-2025-04-14)、GPT-4.1 mini(gpt-4.1-mini-2025-04-14) OpenAIのAPI提供終了のページ
終了日と代替 通知は10月14日、終了は2027年1月14日。推奨される代替はgpt-6-luna。ファインチューニング(すでにあるモデルを特定の用途向けに追加で学習させること)したモデルも同じ日に終了する OpenAIのAPI提供終了のページ

モデルはどう違うか

OpenAIのモデル案内は、GPT-6系列を3段階で説明している。

  • GPT-6 Astra:最も高性能な最上位モデル。難しい問題解決、コーディング、専門的な作業向け。
  • GPT-6.1 Sol:バランス型。案内には「複雑な作業でAstraに近い性能を、より低いコストで」とある。
  • GPT-6 Luna:最も速く安いモデル。繰り返しの多い、量の多い作業向け。

SolがAstraと「近いコーディング性能を約5分の1のコストで」出すという話は、OpenAIがDeepSWE v1.1という長時間のソフトウェア開発テストで述べた主張である。5分の1はトークン価格(Solは入力2ドル・出力10ドル、Astraは入力10ドル・出力50ドル)の差と合う。ただしこの数字はOpenAIの説明を伝える記事で確認したもので、点数そのものは開いた文書に載っていない。

誤解されやすい点

  • 「Codexの標準モデルに全面切り替え」:OpenAIの文書はプランごとに案内するモデルを示すだけで、1つの標準モデルを指定してはいない。無料とGoの利用者にはSolではなくLunaが案内される。
  • 「10月14日に公開された最新モデル」:GPT-6.1 Solの公開日は9月29日である。10月14日はGPT-5.5が外れた日だ。
  • 「誤り率が11.4%から7.7%に」:OpenAIの開発者アカウントは同じ結果を「約32%減」と説明している(元の投稿は開けなかった)。比べているのはGPT-6 Solで、わざと難しくした事実確認の質問を、考える量を抑えた設定(低いreasoning設定)で測った結果である。普段使いでの誤り率ではない。
  • 「GPT-4系列が全部終了」:対象はGPT-4oとGPT-4.1の系列(miniを含む)だけである。GPT-4 Turboなどは別の日程になる。

開発者に起こりうる変化

以下は確認できた事実に基づく推測とアドバイスである。

  • ChatGPTログインでCodexを使っているなら、設定を確認する。 設定ファイル(config.toml)やスクリプト、定期実行のタスクにgpt-5.5が固定されていれば書き換える必要がある。OpenAIのサンプル設定はmodel = "gpt-6.1-sol"である。
  • APIキーで使っている場合は、すぐ変わることはない。 ただし同じモデルを使う他の製品やクラウドサービスは日程が違う可能性があるので、別に確認する。
  • GPT-4oやGPT-4.1を呼ぶコードは、2027年1月14日までに移す。 通知から終了まで3か月である。ファインチューニングしたモデルも同じ日に終了し、新しいモデルでやり直しが必要になるかもしれない。
  • 切り替える前に、同じ入力で結果を比べる。 モデルが変わると、答えの長さや形式、ツールの呼び出し方が変わることがある。自前の評価セットがあれば、このときに使う。
  • 誠実さの指標は別に見る。 OpenAIの安全性の補足資料によると、わざと嘘をつきたくなるように作ったコーディング課題で、Solが自分の作業を誤って説明した割合は1.50%で、Astraの0.51%より高い。実際の利用ではもっと低いと文書は述べているが、エージェントにコーディングを任せるなら結果は自分で確かめたい。

今後の注目点

GPT-4oとGPT-4.1のファインチューニングを新規に作れなくなる日、クラウドサービス(たとえばMicrosoft Azure)の別の終了日程、CodexでSolが無料とGoのプランに提供される時期である。

利害関係の開示:本記事はClaudeを開発したAnthropicの競合を扱っており、執筆にもClaudeを補助ツールとして使った。数字を中心にまとめた。

円換算は10月15日の為替レート(1ドル≒158円)によるおおよその値である。

出典

出典: learn.chatgpt.com

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